もっと頑張れ! DOMINOさん
〜A-BEAT Cシリーズ VOL.19〜
EUROBEAT大好きな皆さん、こんにちは!
私の名前はALESSANDRA MIRKA
GATTI。DOMINOで御馴染みかな?
色々あったけど、今はSANDRO OLIVAと一緒にレーベル「GO GO'S
MUSIC」
を立ち上げてそこで頑張ってます。
今日も皆さんに、GO GO'S
MUCICの仲間達を紹介しちゃいます!
それじゃ、今日は……あ、あそこにいるのはELENA……
「……ELENA?」
そう、あそこにレーベルメイトのELENA
GOBBIがいたんだけど……何してるのかしら?
物陰に隠れるようにロビーの様子を伺って……
「――ああっ!」
それで……時折何か声を出してる……な、何? 何か重要なハプニング!?
こ、これはレーベルの代表として、確認しないと!
「ELENA?」
「…………」
「ねえ、ELENA?」
「…………」
「ちょっと、ELENA、聞いて――」
「――へぶぅ!!?」
へぶぅ!? へぶぅって何!? どういう方向のリアクションなの!?
「あ、DOMINO!? 一体どうしたの、そんなところで!? しっかりして!!」
「あ……ええ、私は大丈夫、何だけど……」
な、何で私が心配されてるわけ!? 心配なのはELENAの方よ!?
――だ、駄目よ私、落ち着いて。ここは寛大な雰囲気を壊したら負けだわ。
「それで――ELENAはここで、何を?」
「ほら、あれ見て!」
ELENAの視線の先にいるのは――MANUEL?
「……彼が、どうかしたの?」
「心配じゃない! DOMINOはSEB181、聴かなかったの? MANUELの新曲、聴いてないの?」
「MANUELの新曲?」
「『GAS
GAS GAS /
MANUEL』――どれだけお腹の調子悪いのかしら、彼!?」
「…………」
そのガス!? そのガスの歌だったのあれ!? どんなアグレッシブソングよ!?
――って、そうじゃなくて、これは流石に修正しないと! 出来る限り印象を悪くしない感じで……
「あ、あれ? 確か私その曲は、レースの曲だってSANDROから聞いた気が……」
「……レースの曲なの?」
「そ、そう、確かそうよ」
ふぅ、これで何とか――
「……そんなにお腹の調子が悪いのにレースに出たいだなんて」
違ーう!! どうしてそこで複合させちゃうのよ!?
「きっとあれよね……「プッ・プッ・プッ・プー……ブリブリブリブリ」」
「いや表現しなくていいから!! スタートのあの音の衝撃で一緒に出ちゃいましたとかやめて!!」
なんでそんな冷静な面持ちで心配顔でそんな表現が言えるのよ!?
こ、これは多少強く出てでも止めなきゃ!! 彼女の為よDOMINO!
「ねえELENA、あなたが勘違いするのも仕方が無いって言ったら仕方が無いのかもしれないけど、
その……GASっていうの、その、人間のお腹から出てくるやつじゃないと思うわ」
「もしかして……私の勘違い?」
「うん、そうじゃないかしら。わからない、わからないでもないのよ? でも」
ふぅ、これで何のとか――
「私の聞き間違い……となると「KAS
KAS KAS /
MANUEL」……そんなに自分を卑下しなくてもいいのに!」
「…………」
えー!? そういう勘違い!? ちょ、ちょっと待って!? 何でそんなに拗れるの!?
「SANDROとDOMINOにカスの烙印を押されたMANUELは非行に走るの……
自転車泥棒で逮捕……もう駄目だわ!!」
「え、えーと、その」
その場でガックリとよくわからない理由で項垂れるELENA。――どうしよう、何これ!? 私どうしたら――
「? どうしたの、DOMINO?」
「あ、NORMA!」
そこに通りかかってくれたのは、NORMA
SHEFFIELDこと、F.CONTINI。これは天の助けね!
「あの、その……彼女、どうしたらいいかしら?」
「彼女……ああ、ELENAのガックリね」
慣れてる!? 見慣れてるの!?
「な、何なのこれ? どうしてこんな風に」
「ELENAのガックリ癖の理由……?」
――●年前。
「……はあ」
「? どうしたNORMA、ため息なんてついて」
「DAVE。――ちょっとELENAの相手してたんだけど、よくわからないこと心配し出して
よくわからない理由でいきなりガックリ落ち込んじゃって。どうしていいかわからなかったわ。
KIKIなんかは「放っておけばいいの」って言うんだけど――」
「ELENAのガックリか……僕も最近始めて見かけたんだが……いや、すまないなNORMA」
「? どうしてDAVEが謝るの?」
「あのガックリ、実は僕に原因があるんだ」
「え? そう……なの?」
「うん。その、僕がこの前、ちょっとDOMINOと喧嘩してしまってな」
「あら珍しい。――でもそれが、どうしてELENAのガックリに?」
「それで、DOMINOが腹いせにピザのやけ食いをしたんだ。50枚?」
「50枚!? そんなに!?」
「ああ、でもその中の1枚はELENAのだったらしくてな、ELENAはそのDOMINOの食べっぷりと
自分のピザが食べられてしまったことのショックで――それ以来トラウマに」
「……えーと」
NORMAは途端に気まずそうな顔に――って、何があったの!? ELENAの過去に何が!?
「ねえNORMA、包み隠さず言って? 今更多少のことじゃ私驚かないわ」
「その、ほら、あれよ……ピザが、美味しくて、完食?」
何それ!? 全然理由になってないわ!? な、何なの先週からピザピザって!?
「あ、ごめんなさい、今日は私午後からDAVEの方で打ち合わせなの! それじゃ!」
と、GO
GO'S MUSIC、A-BEAT
C両方で活躍しているNORMAはそそくさと逃げるように
その場を後に――まずいわね。このまま気まずいままじゃ駄目よ!
せめて最後位爽やかにお別れしないと!
「そ――そうだNORMA!」
「え? 何?」
「今度一緒に、ピザ食べにいかない! 近くに美味しいお店が――」
「絶対に嫌よ、ピザなんて!!」
「ええええええええ!? 何でそんなに拒むの!? ねえ、ちょっとぉ!!」
------------(フィクションです)------------
前回に引き続き登場、GO
GO'S MUSIC & DOMINOさん。
今週のお相手は、ELENA
GOBBIさんとNORMAさんでした。
GOBBIさんはまあほぼ普段通りの展開なのであれですが、NORMAさんにまで
あらぬ誤解(?)で警戒されてしまうDOMINOさん。頑張れDOMINOさん!(爆)
ちなみに今回、筆者が書いていて一番吹いた(ウケた)場所は
「プッ・プッ・プッ・プー……ブリブリブリブリ」
です。
ホントすいません
(汗)。
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