爆発まで5秒前
〜A-BEAT Cシリーズ VOL.23〜


EUROBEAT大好きな皆さん、こんにちは!
私の名前はALESSANDRA MIRKA GATTI。DOMINOで御馴染みかな?
色々あったけど、今はSANDRO OLIVAと一緒にレーベル「GO GO'S MUSIC」
を立ち上げてそこで頑張ってます。
今日も皆さんに、GO GO'S MUCICの仲間達の様子を紹介しちゃいます!

さてと、今日は誰がスタジオにいるかしら?
「――パパ、ママ、生んでくれてどうもありがとう」
「……?」
声がするのでそっちの方を見てみると、そこではレーベルメイトのELENA GOBBIが
なにやらブツブツ言いながらペンを走らせてる。――って、やけに真剣な面持ちね。どうしたのかしら?
「それから、親不孝な娘でごめんなさい……」
書くことを口にしながら文章を書いてるみたいだけど……何だか気になるフレーズを書いてるわね。
いつもの雰囲気じゃないわ。どうしたのかしら?――よし、ここはさり気なく確認を。
「ELENA、お早う」
「――ああ、DOMINO……お早う」
「どうしたの? 元気ないじゃない」
「ええ、ちょっと。――ちょっと待っててね、ちゃんとDOMINO宛にも書くから」
「私宛? 何を書いてるわけ?」
「遺書」
「へえ」
遺書。――遺書!?
「ちょっ、ちょっちょっと待って、何、遺書!? 遺書って、死ぬ時に書くあれ!?」
「そうよ。――これで両親の方は書けたから。DOMINOには財産でMARLENE名義と
私の部屋の戸棚のクッキーを残すわね」
「待って待って、落ち着いて!! 理由は!? 何で死ぬの!? 何があったの!?」
というか何で今更その名義と自分の部屋のクッキーが私への遺産なのよ!?
「私はもう、不治の病なのよ」
そんな……前回会った時はそんなの全然だったのに!! ELENAが!?
「何て言う病気だか……聞いてもいいの?」
「私も……病名はわからないわ」
未知の病!?
「それじゃ、お医者様は!? 病院には行ったんでしょう!?」
「いいえ、病院には行ってないわ」
――はい? 病院に行ってない?
「――なら、何で病気だってわかったの?」
「ねえDOMINO、ブックレットで楽曲名、アーティスト名の下の括弧……
(S.OLIVA - A.GATTI)みたいなやつ、どういう意味だか知ってる?」
「作詞作曲……つまりライター陣のこと。――知ってるに決まってるじゃない。でもそれが?」
「私もこの前までそうだと思ってたんだけど、実はあれ、ライター陣のことじゃなかったの」
「え……?」
あれが、ライター陣のことじゃない? 私も長いけど、それ意外の意味なんて――
「日本のEUROBEATファンサイトのBBSに書いてあったんだけど――
実はあれ、曲作りの時にトイレに行った回数が多い順番に書かれてるのよ!!」
「…………」
ええー!? 何情報!? 何そのタレコミ!? 何故にトイレ!?
「最近どうも私お通じが来ないと思ってたら、こういうことだったの……
つまりね、滅多にクレジットされない私は全然トイレに行けない→出てこない→お腹が破裂して死亡。
――もう駄目だわ!!」
ガックリ、とその場で項垂れるELENA。――ど、どうしよう、どう説明したらわかってもらえるのかしら!?
「お、落ち着いてELENA、その法則が成り立つと、ウチではSANDROは毎日下痢ってことになるじゃない。
そんなわけないわ」
「でも、DOMINOやNORMAは普通なのよね」
「まあ……その、私はそうだけど、でもね」
「――いや、済まない、遅くなった!」
と、ELENAに説明中にやってきたのは、私と同じレーベルの代表者である、SANDRO。
丁度いいわ、今ここでSANDROに説明してもらえば――
「いやー、最近腹の調子が悪くてな、今朝も下痢気味で、それで遅れて」
ピンポイントで下痢気味!?
「やっぱりー!! 私は爆発死だわ!!」
「SANDROー!! どうして今日に限って下痢なのよ!? 今すぐ、今すぐ下痢止めを飲んで!!
でないとGO GO'S MUSICが崩壊するわ!!」
「何、何故、何だ二人とも!? 何があった!?」
戸惑うSANDRO。それはそうよね――って、感心してる場合じゃないのよ!! 今は何とかELENAを!!
「落ち着いてELENA、SANDROは今日は偶々なの! 下痢止めを飲めば治るの!!
大体ね、その原理通りでいくと、もう既にMANUELなんかは爆発していてもおかしくないわ!
だから――」
「――? 一体何の騒ぎだ?」
と、そこへやってきたのは丁度よくMANUEL。――よかった、これで証明出来れば!!
「う……う……」
「――「う」?」
ELENAは驚きと恐怖の表情で震えながらMANUELを指差してる。一体何が――
「ウ●コ爆弾が来たわー!! 爆発寸前よ!! 今爆発されたらスタジオがウ●コまみれ!!」
「えええええええ!? そう来るの、そう来ちゃうの!?」
「逃げるのよ、DOMINO、SANDRO!! 今なら間に合うわ!!」
ダダダダダダダ、と駆けて逃げるELENA。
「ちょっ、待ってってばELENA、落ち着いて私の話を!!」
ダダダダダダダ、と追いかける私。
「っていうか二人とも、今日レコーディングなのに何処いくつもりだよ!?」
ダダダダダダダ、と更に追いかけてくるSANDRO。
「……いや、あの、その……僕が、何? ウ……爆弾……?」
…………。

俺の名前はMANUEL(名義)。
呼ばれてレコーディングに来たら、全員に逃げられました。

------------(フィクションです)------------

玉鬼さんからBBSにて提供していただいたテーマを元に作成致しました。ミニコント feat. 玉鬼(?)。
っていうか非常によろしくない方向性のオチでホントに申し訳ありません(汗)。


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