アドレナリンを搾り取れ!
〜A-BEAT Cシリーズ VOL.25〜


EUROBEAT大好きな皆さん、こんにちは!
私の名前はALESSANDRA MIRKA GATTI。DOMINOで御馴染みかな?
色々あったけど、今はSANDRO OLIVAと一緒にレーベル「GO GO'S MUSIC」
を立ち上げてそこで頑張ってます。
今日も皆さんに、GO GO'S MUCICの仲間達の様子を紹介しちゃいます!

「お前、いっその事オカマになれ」
「いきなり何ー!?」
スタジオに到着するなり、私にそう告げてきたのはレーベルメイトのE.GOBBI。
「あ……何だ、DOMINOじゃない」
「DOMINOじゃない、じゃないわよ……一体どうしたのよ? オカマ?」
「オカマ……そう、安心してる場合じゃないの! 強制捜査が入る前になんとかしないと!」
強制捜査!? 何で強制捜査!?
――い、いや駄目よDOMINO、ELENAのことだから、きっと何か間違えてるに違いないわ!
落ち着いて状況の確認が優先ね!
「ELENA、落ち着いて。まだ時間はあるわ。とりあえず、深呼吸して気持ちを落ち着かせましょう」
「そ、そうね、まだ時間もあるし。――すーっ、はーっ」
私がそう言うと、ELENAは深呼吸をし始めた。
「すーっ、はーっ、はーっ、はーっ」
深呼吸を、し始め……
「はーっ、はーっ……もう駄目(ガックリ)」
吐き過ぎ!? リアルガックリ!?
「ELENA、緊張にも程があるわ! 吸うの! 吐いて吸うの!」
「ヒッヒッフー」
「違うから!? それは違う!?」
「……うん、落ち着いたわ。――あっ、NORMA!」
そして、落ち着いた所で(何であれだと落ち着くのかしら)、NORMAことF.CONTINIを発見すると――
「NORMA。――お前、いっその事DOMINOになれ」
「全然落ち着いてないじゃないのよぉ!!」
しかも私の名義に変わってるし!!
「……何があったの?」
「そう、それよ! 一体何があったの、ELENA! どうしてオカマ?」
「ねえ、GO GO'S MUSICって、女性アーティストだらけじゃない?」
「まあ、そうよね」
NORMAが頷いている通り、確かにウチのレーベルは私やELENAを中心にシンガーは女性ばかりね。
「でも、そんな中に一人だけ男性シンガーが」
「MANUELのこと?」
「ええ。女の園に一人。事件を起こして下さいと言っているようなものよ!」
極端!?
「ねえELENA、とりあえず落ち着いてみない? 私が、順序良く説明してあげるから」
NORMAが落ち着いた表情でELENAに語りかける。な、慣れてるわね。
「落ち着けばいいのね? えーと、さっきDOMINOが熱心に教えてくれた方法で……
ヒッヒッフー」
「ぶっ」
それ!? それをやるわけ!?
「DOMINO……ELENAに何を指導してるのよ」
で、それを見たNORMAが冷たい視線で私を――
「って違う違う! 私じゃないわよ!」
「生まれる……フェデリコが生まれる……」
「ほら、あの台詞」
「ちょっと待ってよ! 何でそんなこと人様に教えなきゃいけないの!?」
「フェデリコ、お前、いっその事オカマになれ」
「ELENAは少し黙ってて!」

「――で、要約すると、女性アーティストだらけのGO GO'S MUSICにMANUELは男性アーティスト
一人だけだから、変な問題が発生する前にオカマにしてしまえ、と」
「ええ、そう」
その結論に、私もNORMAもため息をついてしまう。
「ELENA、確かにアーティストはMANUEL一人だけど、スタッフとかを含めれば他にも男性はいるじゃない。
何もMANUELだけってわけじゃ」
「でも、エネルギッシュな若手はそう多くないわ。
日々アドレナリンを放出し続けているんだもの」
「あれ歌だから! 私とSANDROで作った歌だから!」
確かに、MANUELに関してはSANDROとNORMAが完全にプロデュースしている形で
私はほとんど関わってないわね。
「――そうか、エネルギッシュだから駄目なのよ! もっとしおれさせておけばいいんだわ!」
……ELENAが変な結論を出してるけど、ここは放っておいて、
「NORMA。――今度MANUELに会う時に、念の為に色々その手の話を確認しておいてくれないかしら?」
「本当に? 別にいいわよ、そんなのやらなくて。ELENAの心配なんて5分後には忘れてるんだから」
「あ、MANUEL、丁度いい所に!」
「ほらでも、一応ELENAを納得させる為に。SANDROにも言っておくわ」
「しょうがないわね。――ねえDOMINO、いくらレーベルの責任者だからってそんなに気を配ってたら
おかしくなっちゃうわよ?」
「大丈夫、その位――うん?」
今、ELENAが、MANUEL丁度いい所にって……言ってた?
「MANUELうううぅぅぅ!! 貴様など、しぼんでしまえええええ!!」
「ええええええ!? 何してんのよそこぉ!?」

------------(フィクションです)------------

当時、Web拍手コメントでのリクエストにお応えして作成されたミニコント。
その当時も書いてますが、中身的には今一歩リクエストには応えておりません(爆)。無理矢理だなー。


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