NOTHING CAN STOP THE
MUSIC
〜A-BEAT-Cシリーズ、VOL.1〜
「……よし、オッケーだ!」
そのDAVEの一言で、E.GOBBIが部屋から出てくる。
――ここは某日、A-BEAT-Cのスタジオにて。
「お疲れ。キミはどんな曲でも歌いこなしてくれるから安心して聴いてられるよ」
「ありがとうDAVE。――でも、1つ気になることがあるんだけど」
「なんだい?」
「この曲、名義は何にしたらいいのかしら?」
「名義、って……「LOLITA」でいいじゃないか」
すると、横にいたS.OLIVAが口を挟んできた。
「でも「LOLITA」はこの間の「LOVING
TONIGHT」で使ったばかりだよ」
「そうなのよ。あまり同じアーティストで連続で歌をAVEXに送っても
向こうもあまりいい感じはしないでしょう?」
「そうか……」
2人の意見に、DAVEが考え込む。
「VIRGINELLEでもいいのかもしれないけど……この曲はそんな感じじゃないしな」
3人はしばし考えた。――ふと、DAVEが思いついた。
「よし、この際くじ引きで決めよう」
「え!? くじ引きで!?」
驚く2人。……しかし、DAVEは既に準備を始めている。
「やれやれ……DAVEは何処か子供っぽいところがあるな」
「でも、そういうのを持ち続けるっていうのも必要だと思うわ」
「――よし出来た! さあSANDRO、引いてくれ! キミが引いた紙に書かれた名義で
この曲はリリースしよう!」
OLIVAがくじを引く。中を開けて確認してみると――"DOMINO"と書かれていた。
「うおおおおぃ!! DAVEこれは駄目だろ!!」
「ちょっ……SANDRO、何て書いてあったの!?」
「いやELENA、キミは見なくていい!!――おいDAVE!!」
「駄目か? そろそろその名義も新しくしようかと」
「駄目だ!! ジョークにしてもブラック過ぎる!!」
疑問の顔をしたGOBBIをよそに2人の討論は続く。
「大体そのくじ、数が多すぎないか!? まともなのはちゃんと入ってるのか!?
駄目だそんなくじ!!」
「そうか……いいアイデアだとは思ったんだが」
――少し落ち着いた後、DAVEが口を開く。
「この際、GO
GO GIRLSにでもしたらどうかな?」
「GO GO
GIRLS? 今からDENISEを呼んで歌ってもらうのか?」
「いや別にいいだろう、彼女1人でも。――ELENAならわかるとは思うけど、
昔はよくエネリー1人にやってもらってたし」
------------(フィクションです)------------
「ミニコント」がC.S.M.S.Sの顔として登場し出すきっかけとなった作品。
元々はタイトルの「NOTHING
CAN STOP THE MUSIC / GO GO
GIRLS」が
ユニットのくせにGOBBIさんの声しか聴こえてこない、という感想を持ったので
ふっと思いついて書いただけだったんですが、SEブンブンダラーさんに太鼓判をもらい(笑)、
少しずつシリーズ化していくようになっていったんですね。
あまりオチとかを深く考えないで書いたので落ちてませんが(苦笑)、
SANDROさん初登場など、記念すべき作品になっています。