ドジっ子PAMSY
〜PAMSYデビュー編〜
〜「ドジっ子PAMSY」シリーズ VOL.2〜
「あの……今回はあまり詳しいこと聞かされてないんですけど、
どういうことなんでしょうか……」
A.BONIはおずおずとS.CASTAGNAに尋ねた。――某日、SCPスタジオにて。
「いや、そんなに緊張するような話じゃないよ。――「SCREAM
TEAM」、好評だったよね?」
「あ、はい。そう伺っています」
BONIは少し嬉しそうな表情に変わる。――「HORROR FANTASY /
SCREAM TEAM」は
EUROBEAT界でもヒットし、話題を呼んだ作品となった。
「EVELINAとも相談したんだが……今度君はSCREAM
TEAMじゃなくて、
ソロ名義でデビューしてもらおうかな、って」
「え……ええ!? 私がですか!? 本当に!?」
「ああ。僕もEVELINAも君の歌唱力を認めているんだよ」
他に多少問題があったりもしなくはないが、とりあえず今言う必要はない。
「ありがとうございます! それで、その、スペルは?」
「――スペル?」
「はい。「SORO」なのか「SOLO」なのか」
「ああ、えーっと……って、違うよ!! 「ソロ」っていう名義でデビューするんじゃなくて、
1人でデビューするってこと!!」
「あ、そ、そうだったんですか!?」
というか、普通それ以外は思いつくまい。
「アーティスト名は一応もう考えてあるんだ。「PAMSY」っていうので、どうだろう」
「PAMSY……素敵な名前ですね!」
BONIは嬉しそうな笑顔をこぼす。純粋に喜んでいるようだ。
「じゃあ、デビュー曲は「SOLO
/
PAMSY」ですか?」
「いやSOLOのスペルとかそういうのはもう頭から離して!!
――君のデビューに関しては、もっとちゃんと考えてあるよ。これもEVELINAと意見が一致したんだが、
君の声、トランシーな曲に凄い合うと思うんだ。それに合わせて、ちょっと作ってみた」
そう言うと、CASTAGNAはテープを取り出した。
「デモテープ、ですか?」
「ああ。「DANCIN'
ALONE」っていう曲。君のデビュー曲にする予定だ」
「「DANCIN'
ALONE」……確かに、凄いトランシーなタイトルですね!」
何処がだ。どのあたりがだ。――CASTAGNAは精一杯心の中で叫んだ。
「歌詞もあるけど……今ちょっと歌ってみるかい?」
「はい、ぜひ!――何か、ポイントとかありますか?」
「うーん……ちょっと幻想的……ファンタジーな感じを出して歌ってくれると
イメージに近いと思う」
「わかりました。ファンタジーな感じ、ですね」
オホン、とBONIが咳払いを1つする。――やがてイントロがスタートする。
「きゃ〜りおんとぅめにぃたいふぉら〜♪」
「ちょ……待て、ALESSIA! 渡した歌詞と全然違うぞ!? しかもその歌詞……」
「あ、あの、言われた通り、「FANTASY
/
VIRGINELLE」の雰囲気を……」
「言ってる意味違うよ!! しかも雰囲気出すとかじゃなくてただ歌っただけだろ!!」
------------(フィクションです)------------
PAMSY第2弾、PAMSYデビュー編。
結構無理して書いたので個人的には微妙なんですが(汗)、どうでしょうか。
ま、軽い気持ちで読んでください。
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